先輩!この話聞いて。4「自転車に空気入れ過ぎちゃった!」

むかーし昔のお話しです。

昔は町内の自転車屋さんと住民が関わり合い深く、いい時代でした。

「お前はたばこ屋のたっちゃんかい」

「たっちゃんのお父さんと昨日話したよ」

「げんき君は元気やなあ。お兄ちゃんの春樹君はもう中学かい」

といった具合に、町内の交流も人情深い時代でした。

僕が自転車のサドルの高さ調整してもらっているとき、

隣のじゅんちゃんが

「おじちゃん、タイヤに空気入れさせて!」

「はいよ!どーぞ!」と心地よい返事。

空気入れは当時最新の「電動ポンプ式」だ。

(自転車屋さんもみんなに見てもらいたくて、上きげん!)

じゅんちゃんも嬉しそうに、タイヤに空気吹き出し口を

差し込んでいる。

ポンポンポンと電動ポンプが動き出す。

プシューと空気が入っていく・・・「パン!」何音?

空気を入れ過ぎて「パンク」しちゃいました。

自転車屋さんが

「じゅんちゃん、パンク修理しておくから、そこに置いといて!」

「代金は300円だよ!母ちゃんにもらっておいで!」

じゅんちゃん「はーい」

なんて、のどかな幼少時代だったんだろう・・・。(しみじみ)

 

ブログをご覧くださいましてありがとうございます。

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