愛しの短編話「高齢の方に負けられないぞ!・・・私」

雨上がりのある日のこと。

今はゲリラ豪雨って呼ばれているのかな?

「夕立ち」が、ひと雨ザッと来て止んだので、

郵便局に行こうと、急いで飛び出した。

 

空には虹が。「きれい~!」

通りを見ると、高齢の女性が歩いている。

「70歳後半かな?きれいな身なり!

 こんな感じに歳を取りたいな~。」

でも、「あっ、あぶない・・・!」

足取りがヨロヨロしている。・・・心配。

見ていると「ハラハラ」する。

と、人の心配はここまででした・・・。

何があったのか!・・・わからない?

痛くて痛くてうずくまって立てない。

私のスリッパは遠くに飛んで行ってる。

スラックスの膝(ひざ)が破けてる。

地面に支えた両方の「手のひら」が擦りむけ。

どうやら、

道路の水たまりで滑ったみたい。

(あっという間にすってんころりん!)

「痛い!恥ずかしい・・・でも、痛い!」

やっぱり恥ずかしい~!

 

「あの~お、大丈夫ですか?」

(はい大丈夫です!いたーい!)

声をかけてくれた方を見て、びっくり!

あの高齢の女性が声を掛けてくれていました。

(心配してくれてありがとうございました。)

「大変でしたね」と去っていく高齢の女性を見ると、

わたしよりしっかりした足取りでした。

(トホホ・・・)

これは本当の話なんですよ。

実際、移動に自動車を使う中年の方より、

よく歩かれている高齢の方が、

歩くのも早く、足取りもしっかりしている場合を

多く見るのは、私だけでしょうか・・・?

(そうそう、歩くことは運動の基本でしたね。)

ブログをご覧くださいましてありがとうございます。

***あなたさまにもっと輝く笑顔と元気でいてほしい!***

 

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